公益財団法人黒潮生物研究所(高知県幡多郡大月町)、新江ノ島水族館(神奈川県藤沢市)、株式会社FullDepth(茨城県つくば市)は、2025年に静岡県熱海市沖(相模湾)で採集したクラゲの標本を分類学的に精査したところ、ヒドロクラゲ綱の日本初記録種 Tetrorchis erythrogaster (テトロルキス・エリスロガスター)であることがわかり、標準和名 ホムラツノガサクラゲと命名しました。
本種は2 cmほどのクラゲで、4本の長い触手と16本の短い触手、鮮やかな赤色をした口柄を持つことが大きな特徴です。これまで、太平洋東部、地中海、ニュージーランド周辺など世界の深海域で散発的な報告がありましたが、本研究により静岡県熱海市沖(相模湾)にも生息することが明らかになりました。
論文は以下のURLから無料でダウンロードできます。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/biogeo/29/0/29_8/_pdf/-char/en
ホムラツノガサクラゲに関する情報はWeb図鑑からもご覧ください。
