理事長あいさつ 

 海は生命のみなもとと言われておりますが、今、その海は世界各地で汚染され、生態系の破壊は徐々にしかも確実に進み、近い将来地球上の生物ひいては人間に大きな災いを起こそうとしております。近来めずらしくなくなったサンゴが白くなる白化現象はその危機を現すほんの小さな地球の叫びでしかありません。最近やっと問題視されるようになってきたマイクロプラスチックは人間の身勝手な便利さによって、いずれは魚類を通じて人間そのものに影響が及ぶことになるでしょう。
 私たちは微力であってもその大切な海のために、サンゴの研究にはじまり、クラゲや魚類、海を守るこれからの子どもたちへの教育活動、また大学、研究機関、各種団体との連携などを2000年より地道な努力で続けてまいりました。私たちは小さな一歩の意義を大事にして、今まで以上に続けて努力してまいる所存です。
 ぜひ皆様方のお力をお貸しくださることを心より願っております!

                         理事長 深田 純子

高知県宿毛市沖の島
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