フタナリクラゲ

フタナリクラゲ

Amphogona apsteini (Vanhöffen, 1902)

  傘は皿状で平たく、傘頂部からみると懐中時計のようである。傘径は1 cmほど。放射管は8本あり、楕円形の生殖巣をもつ。「フタナリ」の名の通り、精巣と卵巣を両方備える。イチメガサクラゲに似るが、触手数が8本より多いことで見分けがつく。危険やストレスを感じると触手を自切することがあり、きれいな状態で捕まえるのが難しい。(戸篠)

沖縄県本部町産(2017年12月14日撮影)
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