バシラリア パキシリフェラ

クサリケイソウ科の一種

Bacillaria paxillifera (O.F.Müller) T.Marsson

 海産付着性種だが、プランクトンとしてもよくみられる。被殻は殻面で線状の披針形、帯面で長方形。多数の細胞が殻面で接して帯状の群体を形成する。群体は細胞同士が「南京玉すだれ」のように滑り合って運動を行うため、群体形状は線状や帯状まで常に変化する。管状縦溝は殻中央を真っすぐに位置する。日本各地に広く分布し、沿岸域から淡水域まで生息する。

採集地:古満目(高知県);採集日:2022年3月16日;撮影者:日野出賢二郎
採集地:古満目(高知県);採集日:2022年3月16日;撮影者:日野出賢二郎
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