ハナヤギウミヒドラ

ハナヤギウミヒドラ

Hydrichthella epigorgia Stechow, 1909

 ポリプはヤギ類の一種であるハナヤギの体表上に付着して生活することが知られている。写真の群体はハナヤギではなく、トゲトサカ属の一種に付着している。ポリプの根(ヒドロ根)は宿主(ヤギ)のポリプとポリプとの間の隙間を密に埋めるようにしてくっついており、ヒドロ根より栄養ポリプ、指状ポリプ、生殖ポリプなどが生じる。指状ポリプは2タイプあり、一方はポリプの先端に4~8本の有頭触手をもち、もう一方はポリプ先端に頭状膨大部をもつが触手を欠く。生殖ポリプは栄養ポリプに似るが触手を欠き、下方に短い柄をもった生殖体を備える。(戸篠)

ハナヤギウミヒドラ(2026年1月28日撮影)
トゲトサカ属の柄部に付着したハナヤギウミヒドラ
群体の一部.写真の中心付近に生殖ポリプと生殖体が確認できる.
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