トリポス ムエレリー

ツノモの一種

Tripos muelleri Bory

 上殻と下殻の高さはほぼ同じかやや大きい。上殻は高さが幅のほぼ1/2で、左右両縁がやや張り出した三角形である。前角は基部がやや太くいがすぐに細くなり、まっすぐ前方へ伸びる。下殻後縁はやや弧状に張り出し、後角へ移行する。両後角は側方ないしわずかに斜め前方へゆるやかに曲がり、右後角は斜め前方、左後角はゆるく曲がり、先端が前方ないし斜め前方を向いている。両後角先端は閉じてとがっている。黄褐色の葉緑体をもつ。
 とても仲が良さそうに見えたので撮影(3枚目)。
 私の学生の頃にケラチウム属からネオケラチウム属になり、またケラチウム属に戻ってましたが、現在はトリポス属です。

採集地:叶崎沖(高知県);採集日:2021年12月13日;撮影者:日野出賢二郎
採集地:叶崎沖(高知県);採集日:2021年12月13日;撮影者:日野出賢二郎
採集地:叶崎沖(高知県);採集日:2021年12月14日;撮影者:日野出賢二郎

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