カマスベラ

カマスベラ

Cheilio inermis (Forsskål, 1775)

ベラみたいなカマスではなく、カマスみたいなベラである。鳥のような顔つきをしている。1属1種であり、緑色の個体から黄色の個体まで色彩は変異に富む。写真の個体よりもっと黄色いヘラヤガラやマルクチヒメジのようなまっ黄色の個体もいる。幼魚は藻場でよくみられ、緑色の個体が多い。幼魚と比べて成魚をみる機会はやや少ない魚である。食したことはないが、ベラ科全般の評価や、触った感じの身の柔らかさなどから、あまり期待はできない。(小枝)

KBF-I 736(沖の島)
KBF-I 736(頭部)

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