オオギウミヒドラ
Solanderia secunda (Inaba, 1892)
ポリプ(群体)は扇状で平面をなして広がる。群体の高さは20~30 cmほどだが、大きいものでは50 cmに達する。幹より多くの枝が分岐し、さらに小枝が派出する。群体の内部にキチン質の網目状様の骨格をもつ。群体は黄褐色、褐色、黒紫色を呈す。ヒドロ花は幹や枝、小枝の各所から多数生じ、円筒形で高さは約0.7~0.8 mm。ヒドロ花上には短い有頭触手が15~20本備わる。本州中部から九州までの太平洋沿岸、小笠原諸島の数メートルから数十メートルの潮通しの良い岩上に付着する。(戸篠)



