ミズタマスズフリクラゲ
Zanclea innocens Toshino, Yamamoto, Nozoe and Akiyama, 2025
日本で見つかったばかりの新種のクラゲ。傘の大きさは1.5 mmほどと非常に小さい。触手を2本もち、基部を備えた多数の刺胞嚢cnidophoreを備える。傘は釣鐘状で、外傘の表面に多数の刺胞塊(しほうかい)があり、それらが水玉のように見えることから、この名がある。種小名の「Innocens」はラテン語で「純白の~」または「無垢の~」という意味があり、和名と同じく外傘の刺胞塊が白いことを表している。
これまでに神奈川県湘南港、高知県大月町、土佐清水市、沖縄県糸満港で見つかっている。出現時期は4月から11月で、四国西南部では特に5月から6月に多く現れる。





