カリオヒラムシ

カリオヒラムシ

Callioplana marginata Stimpson, 1857

 本邦では三浦半島から琉球列島まで広く分布し、最もよく見つかるヒラムシの1つである。オーストラリアやスリランカからも記録されている。遊泳能力をもち、平たい体をひらひらとはためかせながら泳ぐ様子は優雅である。よく似た色と模様をもつ種がニセツノヒラムシ科に知られるが、本種は一対のオレンジ色の触角が背面に対して垂直に生えていることから容易に区別できる(露木)。

カリオヒラムシ
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