ヒカリボヤ

ヒカリボヤ

Pyrosoma atlanticum Péron, 1804

 円筒状の体をもつヒカリボヤの仲間。体長は60 cmに達する。外皮に無数の突起があり、全体としては鬼の金棒のように見える。触ってみると意外と固く、水から上げても壊れることはない。名前の通り、発光することが知られていて、その光は海産動物の中でも最も強いといわれる。時に大量発生し、操業不能などの漁業被害をもたらす。全世界に分布し、日本近海でもよく見られる。(戸篠)

高知県大月町産(2022年1月19日撮影)
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