ジャノメナマコ

ジャノメナマコ

Bohadschia argus Jaeger, 1833

 体長30~40 cmほどの大型のナマコ。体は太い円筒形で、体表には灰白色地に単独または癒合した眼状紋がある。紋の周囲と中心部は黒く、それらの間は黄褐色。触手は20本。背面には小さな疣足と管足があり、腹面には管足がある。ナマコマルガザミやカクレウオ、ホソセトモノガイが寄生することがある。沖縄県では メハヤー、シキラー、ハヤー、ソーメンと呼ばれる。食用となり、奄美大島では煮て干して海参(いりこ)にする。また、一部は中国などへ輸出されている。(戸篠)

沖縄県本部町(2021年5月25日撮影)
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