エツキイワノカワ Peyssonnelia caulifera Okamura, 1899 扇状や腎臓のような形をした海藻。表側は暗紅色、裏側は黄白色を呈す。からだは薄いが、石灰質を沈着させているため硬い。「エツキ」の名は短い柄があることに由来する。 潮下帯の大きな岩のかげに重なるようにして生育する様子は菌類のサルノコシカケやウチワタケのようにみえる。(戸篠) 高知県大月町柏島(2021年2月5日撮影)