ジュウモンジクラゲ
Calvadosia nagatensis (Oka, 1897)
体長は3 cmほど。体は扁平で萼部が大きく開き、柄部は非常に短い。体色は黒褐色や褐色、赤褐色など様々で、萼部の内傘面には白い小嚢が散在する。萼部の周縁には主軸に非常に大きく深い湾入部と間軸に4個の浅い湾入部をもつため、全体として十字形に見える。4本の腕の先端はさらに2本の腕となり、各腕には10~20本ほどの有頭触手を備える。生殖巣は1列に並んだ卵形の袋からなり、口柄基部から間軸の腕に沿って2個ずつが対をなして発達する。九州(天草)、山口県、敦賀湾、日本海、瀬戸内海、相模湾、大槌湾などから報告があり、ホンダワラ類やカジメなどの海藻に付着して生活する。(戸篠)
2026年3月30日 種名と解説の修正


