ホシスグリクラゲ
Calycopsis simplex Kramp & Damas, 1925
傘は球状または半球状。傘高は約7 mm、傘径は6~9 mm。口柄は円筒状で長さは内傘の半分ほど。生殖巣は口柄全体に発達し不規則な襞を形成する。放射管は4本、求心管は4本で傘の半分ほどに達する。触手は8本で基部は肥厚し、先端は棍棒状となる。これまでノルウェーのフィヨルド(湾)や地中海の深海域から報告されてきたが、日本沿岸(静岡県、高知県)の浅海域にも出現することがわかってきた。おそらく、深海域からの湧昇、もしくは黒潮や潮流に乗って沿岸域に流されてくるものと推測される。生殖巣の色彩や形状が星のようであることから「ホシスグリクラゲ」の名がある。スグリ(酸塊)は日本固有の落葉低木で、球状や楕円形の赤い果実を実らせる。(戸篠)



