高緯度サンゴ群集域気候変動適応ネットワーク
Since 2023/8/10〜
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高緯度サンゴ群集域とは?
ネットワーク名に冠している「高緯度サンゴ群集域」とは、下図の点線で囲まれたオレンジ色のエリアを示しています。あくまでエリアを示す言葉として使用しており、取り扱う沿岸生態系はサンゴ群集のみならず、藻場なども含んでいます。本ネットワークは四国の太平洋沿岸に位置する、徳島県、愛媛県、高知県の3県から始まりましたが、将来的には高緯度サンゴ群集域の他のエリアとの連携などを考えています。気候変動に関する問題は、各地で局所的に問題点が異なる場合があり、多くの沿岸情報を共有することが重要になってきます。
このエリアを対象にした理由は、今後の気候変動による沿岸生態系の変化において、サンゴ類の北上や分布範囲の拡大、海藻類の磯焼け、南方系藻類の分布範囲の拡大、南方系生物群集の北上や分布範囲の拡大など共通の問題点をもつと想定しているからです。
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ネットワーク立ち上げの経緯と趣旨
気候変動適応四国広域協議会で策定された適応アクション①②を実行するためのネットワーク。
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ネットワークの構成員(令和6年3月5日現在)
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群体的な活動内容:主に年1回の沿岸生態系のモニタリング及びそれらの情報共有。5年に1回程度の将来予測の修正。
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本ネットワークのモニタリング活動及び運営の一部(黒潮生物研究所担当分)は、令和5年度地球環境基金の助成を受けております。
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*構成員のページ(パスワードで保護さており、構成員のみ閲覧できます)
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