2019年公開臨海実習inお茶の水女子大学

お茶の水女子大学湾岸生物研究センターで開催された公開臨海実習に講師として参加してきました。

羽田空港からバスに乗り館山駅へ。そこからさらにバスで20分くらいのところにセンターがあります。すぐそばには海があり、フィールド調査をするにはとても良さそうです。

今回、私はアンドンクラゲの発生やからだのつくりについてレクチャーしました。

縦に切り開いたアンドンクラゲ
アンドンクラゲの感覚器(ロパリウム)。6つの眼がある。

固定標本を使って解剖しながらアンドンクラゲの体のつくりを学びました。特にアンドンクラゲの感覚器は眼が6つもあって精巧な作りをしているので、学生さんたちも興奮していました。

長崎大学の柿本さん。アンドンクラゲをはじめ、いろいろなクラゲに興味をもっているそう
お茶の水女子大学の加登さん。いろいろな生き物に詳しく、スケッチも上手でした

解剖後はからだ全体と各部位の位置関係を理解しながらスケッチを行いました。二人ともスケッチが上手でびっくりしました。

館山で採集したアンドンクラゲ
アンドンクラゲの触手を採取する学生たち
アンドンクラゲの触手刺胞

3日の実習でしたが、参加した学生さんいわくとても濃い実習で頭の中が整理できないほど色々な経験ができたとのことでした。私も今回の実習で多くのことを学びました。

また、最後になりました沿岸生物教育研究センターのスタッフの皆様には大変お世話になりました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。としの

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