こんにちは、としのです。
だいぶ遅くなってしまいましたが、新年あけましておめでとうございます。
本年も黒潮生物研究所をどうぞよろしくお願いいたします!
さて、今年も野外調査の本格的なシーズンとなってきました。
冬の海に潜るなんて!と思われるかもしれませんが、海中は夏と比べると澄んでいるため、生き物や景観を写真撮影するにはとても良いのです。
今年一発目の調査で古井戸研究員がお土産を持って帰ってきてくれました。それがこちら!
ボウズニラです!
「ニラ」と名前が付いていますが、管クラゲの仲間です。
体長は5~20 cmほど。
管クラゲの仲間にはカツオノエボシやヨウラククラゲなどがいますが、彼らと同じように一生を浮遊生活するクラゲです。
上部の目玉のような部分は気胞体と呼ばれ、浮きの役割を持っています。
また、体の下部(幹)を拡大した写真はこちらです。
赤色の部分は触手です。
見た目通り毒が強く、刺されるとすごく痛いのです。
撮影したあとに気づいたのですが、触手周辺部の形状がまるで天に昇る竜のようでとてもカッコいいです。
今年は辰年ということで、いろいろな運気が上昇していく年になってほしいですね。としの
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