こんにちは、こえだです。
七夕といえば、ロマンチックな星天のイメージですが、今年は残念ながら雨が続いています。
ということで、七夕にまつわる魚たちを眺めて少しでも気を紛らわせてみましょう。


上はメギス科のカメレオンタナバタメギス、下はタナバタウオ科のトゲタナバタウオです。
みた感じけっこう似ていますが、別の科なんですよね。近い仲間ではあります。
どちらも美しい体色をもちますが、普段は岩の下などでひっそりと暮らしていますよ。
カメレオンタナバタメギスの解説はこちら
トゲタナバタウオの解説はこちら
そして七夕といえば、笹の葉にかける願い事ですよね。
そう、ちょっと潜ればたくさんいるあの魚たちです。


緑の笹の葉のイメージとはずいぶん異なる青い色ですが、水中をゆらゆらと泳ぐ姿からその名がついたのでしょうか。
これら2種は、よく似ていますが、アカササノハベラは眼から伸びる黒い帯が胸鰭に達しますが、ホシササノハベラでは達しないことなどで見分けることができます。
水中でみると、ホシササは顔が白く、全体に緑っぽい色合いをしているのですが、死んでしまうと同じような色になってしまいます。
アカササノハベラの解説はこちら
ホシササノハベラの解説はこちら
さて、もうお腹いっぱい・・・
と思います?
実はまだいるんです。
七夕といえば、あの歌、笹の葉さ~らさら~
ん?
さ~らさら~
さ~らさごんべ~

そう、サラサゴンベです。
サラサと名の付くものでは、サラサハタもいますね。
サラサ(更紗)とは、文様のある布を意味するようです。
なるほど、たしかにそれらしいですね。
ほかにも今年、北海道知床で発見され、新種記載されたオトヒメコンニャクウオも七夕に因む魚です。
もちろん、海洋生物でいえば皆さんご存知のオトヒメエビもですね。
残念ながらヒコボシに因む魚はいないようです。
ちょっと可哀そう・・・
ちょっと無理がありましたが、七夕の魚の紹介でした!
また、何か思いついたらお魚のテーマ紹介、やっていきます!乞うご期待!
こえだ
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