こんにちは、こえだです。
先々週末のことですが、高知大学の遠藤先生の研究室へ標本調査&軟X線写真の撮影にいってきました。
X線とはいわゆるレントゲン写真です。
モノノケの記事では、巨大な装置を使ってCTスキャンの様子を紹介しましたが、今回のターゲットは小さいので岩石用のレントゲン写真撮影機を使用させていただきました。
特にウナギ目(ニョロニョロ系)は鰭条数(鰭にある節の数)や鱗の数といった形質がないものが多く、脊椎骨は数少ない数えられる形質として重要です。

もうひとつ重要なミッションとして、今度学会で発表する魚の頭部感覚器官の配置を調べに行きました。
といっても、感覚器官屋の佐藤くんにレクチャーいただいた感じです。


これが種の同定形質とはいやはや・・・。
ちなみに青いのは、感覚器官がみやすいように染色しています。

仕事をしたあとは高知の夜の街へ。
台風で大雨でしたが、美味しい食事をいただきました。


短い滞在でしたが、興味深い標本がたくさん。
今度はじっくり時間をとって伺います!遠藤先生、佐藤くん、ありがとうございました!
こえだ
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