水畜連携で温暖化抑制!カギケノリ陸上養殖の共同プロジェクトを開始

 畜産分野から発生する温室効果ガス(GHG)は、人類の活動によって生じるGHGの14.5%であると報告されています(FAO 2017)。また、国連気候変動枠組条約締約国会議(COP21)において採択されたパリ協定や、国連総会で採択された持続可能な開発目標(SDGs)に示されているGHG削減目標の達成には、畜産分野からのGHG排出削減が強く求められています。

 GHG削減の取組として、このほど、大成ロテック株式会社(東京都、代表取締役社長:西田義則)、日本甜菜製糖株式会社(東京都、代表取締役社長:石栗 秀)、及び公益財団法人黒潮生物研究所(高知県、理事長:深田純子)の3社は、GHG削減効果が報告されているカギケノリをはじめとした藻類を陸上養殖し、それを原料として活用した家畜用飼料を製造・販売するシステムを構築するプロジェクトを開始します。 水産と畜産の連携による本システムによる地球温暖化抑制を目指し、2027年に稼働する計画です。

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