2020年9月20日付けで学術雑誌「Ichthyological Research」から小枝研究員の新種記載論文がオンライン出版されました。
今回の新種はサメのような姿をしたエイの仲間で、水族館で人気のシノノメサカタザメの仲間です。
新種の学名はRhynchobatus mononoke Koeda, Itou, Yamada & Motomura, 2020、新標準和名としてモノノケトンガリサカタザメ を提唱しました。
今回の記載に用いたうちの1標本は当研究所の魚類コレクション(KBF-I)として初めての模式標本となりました。
調査の詳細はこちら→「もののけ」が世に出ました
Koeda, K., Itou, M., Yamada, M., Motomura, H. (2020) Rhynchobatus mononoke, a new species of wedgefish (Rhinopristiformes: Rhinidae) from Japan, with comments on Rhynchobatus laevis (Bloch and Schneider 1801). Ichthyological Research: https://doi.org/10.1007/s10228-020-00777-z