江ノ島周辺で新種のクラゲが発見されました。その名もワタボウシクラゲ。丸みを帯びた傘が可愛らしいクラゲです。傘の丸い形や赤いバンドが、日本の婚礼時に使用される「綿帽子」に見えることから、この名がつけられました。

この度、新江ノ島水族館の山本岳飼育員と私(戸篠)の共同研究により、めでたく新種として学術雑誌に掲載されました。
論文の情報は以下の通りです。
掲載誌: Plankton and Benthos Research
論文タイトル: Tiaricodon orientalis sp. nov., a new species (Hydrozoa, Anthoathecata, Halimedusidae) from Sagami Bay, eastern Japan
(東日本の相模湾産の新種Tiaricodon orientalis (ヒドロ虫綱、花クラゲ目、ウラシマクラゲ科))
著者:Gaku Yamamoto, Sho Toshino (山本 岳[1] ・ 戸篠 祥[2])
[1] 新江ノ島水族館 [2] 黒潮生物研究所
男性から女性に贈る指輪やブライダルジュエリー(Bridal jewelry)と呼びますが、ワタボウシクラゲはブライダルジェリー(Bridal jelly)と呼べるでしょう。観たら幸せになれること間違いなしのワタボウシクラゲは新江ノ島水族館で絶賛展示中ですので、ぜひ観に行ってください。私も観に行きたいです!としの
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