ロクセンフエダイ

ロクセンフエダイ

Lutjanus quinquelineatus (Bloch, 1790)

黄色に5本の青白色縦帯をもつ綺麗な魚。名が「六線」なのは、眼の下を通って胸鰭基部に達する1本もカウントしてのことであろう。黄色地に縦帯をもつフエダイ属はヨスジフエダイ、ベンガルフエダイなどがいるが、ロクセンフエダイは他の2種と比較して黄土色に近く、ヨスジフエダイが最もレモン色に近い印象がある。サンゴ礁・岩礁域というより、やや深場の泥底にある岩などについている姿をよくみかける。成長段階や興奮状態によって、体側後部に眼と同大かやや大きい黒色斑があるものもある。美味であり、焼き料理によくあう。

KBF-I 00184
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