ボウシクラゲ

ボウシクラゲ

Petasus atavus Haeckel, 1879

  傘径4 mm程度の小型の硬クラゲ目。傘は鉢状で、帽子のような形をしているようにもみえる。放射管は4本あり、管の末端近くに生殖巣が発達する。触手は数十本あり、先端付近には刺胞塊が備わる。クラゲの側面から光を当てると口柄や生殖巣が緑色に光り、とても美しい。稀種とされているが、大月町沿岸では年に数個体は捕れる。(戸篠)

高知県大月町産(2019年11月22日撮影)
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