プロトペリディニウム コニカム

ヤマガタウズオビムシ

Protoperidinium conicum (Gran) Balech

 遊泳性種。従属栄養性。細胞は背腹方向にやや偏圧されており、高さが幅よりやや大きい。腹面観はほぼ左右対称で横溝と縦溝が直角に交差する。上殻はほぼ三角形で、下殻の左右両縁はわずかにくぼむ。下殻後端の窪みは明瞭で左右2本の後角があり、後角先端は尖る。横溝はやや深く、両端はほとんどずれない。横溝・縦溝の縁には幅の狭い翼片がある。
 シスト形成種。画像のP. conicum はシスト形成中と思われる。

採集地:船越(愛媛県);採集日:2022年5月17日;撮影者:日野出賢二郎
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