ヒマワリスズメダイ

ヒマワリスズメダイ

Chromis analis Cuvier, 2005

四国西南部でたくさんみられるコガネスズメダイにとてもよく似た全身黄色のスズメダイの仲間だが、腹鰭が白いこと、尾鰭が黄色いこと、背鰭の縁がオレンジ色であることにより区別される。つい近年、コガネスズメダイのなかに別種が混じっているとして新種記載されたばかりだが、さらにそののち、ヒマワリスズメダイのなかにも2種が混じっていることが分かり、その一方は2016年にタンポポスズメダイと名付けられた。まるでマトリョーシカである。ヒマワリスズメダイは四国西南部ではかなり稀で、ドロップオフで群れていたコガネスズメダイのなかに1個体だけ混じっていたところを採集することができた。(小枝)

KBF-I 1262(沖の島)
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