イチメガサクラゲ

イチメガサクラゲ

Rhopalonema velatum Gegenbaur, 1857

 女性がかぶる市女笠のような形をしたクラゲ。放射管は8本あり、触手も8本備える。細かく跳ねるようにして泳ぐが、その速度はなかなか速い。稚クラゲの触手先端には橙色の刺胞塊があり、捕食や遊泳に役立つと考えられる。外洋性の種で宿毛湾では冬から春にかけてよく見られる。(戸篠)

高知県大月町産(2015年10月7日撮影)
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