ミズクラゲ

ミズクラゲ

Aurelia coerulea von Lendenfeld, 1884

 最も一般的なクラゲで、クラゲと言えばミズクラゲを思い浮かべる方も多いのではないだろうか。ミズクラゲの仲間は世界中のあらゆる海域に生息し、日本でもほとんどの海で見かけることができる。英名はMoon jelly。漢字では「水海月」と書くが、水面を漂う様子は確かに海の月のようである。

 鉢クラゲ綱では生まれたばかりのクラゲをエフィラと呼称する。コスモスのような形をしており、成長するにつれて傘の縁が丸みを帯び、やがて鉢状になる。(戸篠)

高知県野見湾産(2022年2月3日撮影)
ミズクラゲのエフィラ(直径2 mm)
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