ヤッコエイ

ヤッコエイ

Neotrygon orientalis Last, White & Séret, 2016

熱帯の海では最も普通にみられるエイの仲間で(温帯ではやはりアカエイであろう)、あまり大きくはならず体盤幅は40 cmほど。吻が尖らず、体盤に青白い斑紋をもつことが特徴。研究所近海や沖の島の浅場では、ペアでいる岩や砂のうえに静止している姿がしばしばみられる。イセエビ用の刺網にしばしばかかることから、かなりの個体数が生息していることがうかがえる。近年の研究で、世界中のヤッコエイの学名とされていたNeotrygon kuhliiには複数種が混在することがあきらかとなり、日本のものも含め学名が変更された。(小枝)

KBF-I 739
KBF-I 739(腹面)
KBF-I 739 (沖ノ島;2019年8月31日撮影)

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