メガネウオ

メガネウオ

Uranoscopus bicinctus Temminck & Schlegel, 1843

オコゼと名が付くが、いわゆるオコゼであるダルマオコゼなどとは大きく異なる魚である。ミシマオコゼ科は海底の砂の中に潜み、口内にある赤虫のような疑似餌を使って小魚を引き付けて丸のみにする多機能な魚である。体の半分以上を砂に埋めても餌を探せるように、眼が体の背面についている。この習性や形態から、星を見つめる者や天文学者を意味する「スターゲイザー」というなんともロマンチックな英名をもつことでも有名。食べて美味な魚である。

KBF-I 00294
KBF-I 00294(背面)
KBF-I 00294(腹面)
PAGE TOP