ムラサキウミコチョウ
Sagaminopteron ornatum Tokioka & Baba, 1964
体は紫色から薄紫色。内臓嚢の後部の突起は長く、その下に小さな突起があり、これらは連続しているように見える。この突起群と頭楯後端の突起は橙黄色。大きく広がる翼のような側足で優雅に泳ぐ。模式産地は相模湾で、それに因んで本属名がつけられたが、日本のみならず西太平洋熱帯域に広く分布する。本科の中では最も普通。Dysidea 属のカイメン上で見ることが多い。22 mm に達する。(中野)
体は紫色から薄紫色。内臓嚢の後部の突起は長く、その下に小さな突起があり、これらは連続しているように見える。この突起群と頭楯後端の突起は橙黄色。大きく広がる翼のような側足で優雅に泳ぐ。模式産地は相模湾で、それに因んで本属名がつけられたが、日本のみならず西太平洋熱帯域に広く分布する。本科の中では最も普通。Dysidea 属のカイメン上で見ることが多い。22 mm に達する。(中野)