ミスガイ
Hydatina physis (Linnaeus,1758)
殻長は40 mmほどだが、最大で60 mmに達する。貝殻は薄く、殻表には多数の黒色螺帯がある。淡褐色の縦線は不明瞭で、個体によっては、ほとんど見えないことも。このような細かい縞模様から宮殿や神殿などで用いられる「御簾」の名がある。フリル状の部位は軟体部で褐色を帯びたピンク色で、周縁は青白色で蛍光を発する。年間を通して砂泥底で見られる。ミズヒキゴカイを餌にする。南アフリカ、紅海、グアム、日本、ハワイに分布する。
殻長は40 mmほどだが、最大で60 mmに達する。貝殻は薄く、殻表には多数の黒色螺帯がある。淡褐色の縦線は不明瞭で、個体によっては、ほとんど見えないことも。このような細かい縞模様から宮殿や神殿などで用いられる「御簾」の名がある。フリル状の部位は軟体部で褐色を帯びたピンク色で、周縁は青白色で蛍光を発する。年間を通して砂泥底で見られる。ミズヒキゴカイを餌にする。南アフリカ、紅海、グアム、日本、ハワイに分布する。