ミサキコモチエダクダクラゲ
Proboscidactyla ornata (McCrady, 1859)
「コモチ」の名があるように、口柄にクラゲ芽を作って無性生殖するクラゲ。傘径は1 cmほど。時に大量発生することがあり、宿毛湾でも一年を通してよくみられる種である。かつてはミサキコモチクラゲと呼ばれていたが、コモチクラゲではなくエダクダクラゲに近縁であることから誤解を招かないようにと改名されたようである。また、ミサキコモチエダクダクラゲとエダクダクラゲは最近まで淡水クラゲとされてきたが、現在は花クラゲ目として分類されている。(戸篠)