マダラエソ

マダラエソ

Saurida gracilis (Quoy & Gaimard, 1824)

名の通りまだら模様のある浅海性のエソの仲間。ギザギザの歯のある大きな口をもっており、自分と同程度の大きさの獲物にも貪欲に喰らいつく。琉球列島では最もよくみられるエソの仲間のひとつであるが、四国西南部ではアカエソなどに比べて、やや稀。沖の島など熱帯種の多い場所ではよくみられる。研究所での呼び名は「E.S.O.」。高級すり身や「ごまだし」の材料となるマエソ属だが、本種はあまり食用にはされない。(小枝)

KBF-I 1356(田ノ浦)
KBF-I 420(西泊)
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