ヘダイ
Rhabdosargus sarba (Gmelin, 1789)
四国南西部では「ひょうだい」と呼ばれるタイの仲間である。和名であるヘダイは「兵鯛(ひょうだい)」と読み方が異なる。見てのとおり、クロダイに近い姿をしているが、ヘダイは世界で1種のみが知られるヘダイ属である。顔が丸く、愛嬌がある。九州や琉球列島で一般的にみられるものと比較して、四国南西部のものは大きいものが多い。初めて田ノ浦港に水揚げされるヘダイを見たときは衝撃が走ったほど。マダイと同様、何にしても美味しい魚であり、塩干などにもする。(小枝)
港で竹竿で釣れた。塩焼きにすると身はフワフワだが臭い。エサは貝。(増本奏太)
生態写真とこども生き物図鑑を追加しました。:2020年2月10日(小枝)