ヒワダブキタイラギ
Atrina (Servatrina) lamellata Habe, 1961
殻は大きい三角形をしており、薄質で弱い光沢がある。背域に約15本の放射肋があり、鱗片突起はない。殻皮は檜皮葺のように細かい板状になる。生時は、殻のほとんどを砂に埋め、足糸を砂に絡めて体を固定している。軟体部のみを砂から出す姿は、刺胞動物と見間違えてしまうようだ。個体数が少ないため、食用にはされない。(寺本)
殻は大きい三角形をしており、薄質で弱い光沢がある。背域に約15本の放射肋があり、鱗片突起はない。殻皮は檜皮葺のように細かい板状になる。生時は、殻のほとんどを砂に埋め、足糸を砂に絡めて体を固定している。軟体部のみを砂から出す姿は、刺胞動物と見間違えてしまうようだ。個体数が少ないため、食用にはされない。(寺本)