ヒメムツアシカムリクラゲ
Atorella vanhoeffeni Bigelow, 1909
傘径5~7 mmほどの小さなクラゲ。鉢クラゲのエフィラ(稚クラゲ)は通常、8の倍数の縁弁や触手を備えるが、本種ではそれらが6本である。カリフォルニア沖やカリブ海、メキシコ湾から報告があり、日本では石川県能登島や静岡県大瀬崎、鹿児島県加計呂麻島、沖縄県与那国島でみつかっている。ポリプはキチン質の鞘で包まれており、イラモのように群体性ではなく単立性である。(戸篠)
傘径5~7 mmほどの小さなクラゲ。鉢クラゲのエフィラ(稚クラゲ)は通常、8の倍数の縁弁や触手を備えるが、本種ではそれらが6本である。カリフォルニア沖やカリブ海、メキシコ湾から報告があり、日本では石川県能登島や静岡県大瀬崎、鹿児島県加計呂麻島、沖縄県与那国島でみつかっている。ポリプはキチン質の鞘で包まれており、イラモのように群体性ではなく単立性である。(戸篠)