ヒメツリガネクラゲ Aglaura hemistoma Péron & Lesueur, 1810 傘高5 mmほど釣鐘状の傘をもつクラゲ。傘は透明であるが、光を当てる角度に応じてプリズムのように七色に輝く。口柄にあるソーセージ状の突起物は生殖巣である。からだは脆く、傘の縁にある触手も大変ちぎれやすいのできれいな状態で採集するのが難しい。ポンポンと跳ねるようにして泳ぐが、その速度は極めて速く、瞬間移動のようである。(戸篠) 沖縄県本部町瀬底産(2017年12月14日撮影)