コルクヴィツエラ科の一種
Balechina coerulea (Dogiel) Taylor
海産プランクトン種。細胞は紡錘形で細長く、体長は体幅の2倍以上ある。 細胞は厚い細胞膜で覆われ、長軸に平行な溝が刻まれている。 上錐は円形をしており、頂端は丸みを帯びる。横溝はGymnodinium 属と同様に細胞のほぼ赤道面上にある。横溝は1周し、両端の段差は体長の1/8程度である。縦溝は細胞の頂端近くから底端まで刻まれている。核はやや楕円形で、下錐に位置する。葉緑体は持たず、従属栄養性。
細胞質の色は様々で、青色、赤色、緑色、褐色、ピンク色などを見かけたことがある。
2022年8月のプランクトン調査で愛媛県愛南町船越や御荘湾、高知県大月町柏島で見られたが、写真が上手く撮れなかったので、写真は長崎で記録したもの。