ハシゴクラゲ
Climacocodon ikarii Uchida, 1924
ヒドロ虫の大家である内田亨博士により記載された花クラゲ目。傘の高さは最大で1 cm。球状の傘をもち、外傘上に外傘触手が多数見られる。外傘触手は2本ずつ1組になって放射管上に並んでおり、その様子がはしごのように見えることから、この名がある。受精卵は口柄上で保有され、アクチヌラと呼ばれる幼生まで保育される。ロシア沿岸に分布し、日本では北海道沿岸や山形県、福島県沿岸で見られる。(戸篠)
ヒドロ虫の大家である内田亨博士により記載された花クラゲ目。傘の高さは最大で1 cm。球状の傘をもち、外傘上に外傘触手が多数見られる。外傘触手は2本ずつ1組になって放射管上に並んでおり、その様子がはしごのように見えることから、この名がある。受精卵は口柄上で保有され、アクチヌラと呼ばれる幼生まで保育される。ロシア沿岸に分布し、日本では北海道沿岸や山形県、福島県沿岸で見られる。(戸篠)