ハガツオ

ハガツオ

Sarda orientalis (Temminck & Schlegel, 1844)

名の通り、牙のような歯が並ぶカツオである。体側の背側に藍色の縦線が複数はしる。漁獲量が少ないため知名度はカツオほど高くなく、また足が速いため関東など遠隔地ではなかなか食する機会がないかもしれない。獲れるエリアではカツオを越える美味な魚として評判。赤身魚として最上級の味わいで、旨味があるのに爽やかさがある味わい。四国西南部では冬によく釣れる。キツネガツオなどと呼ばれる地域もあるようだが、高知ではそのままハガツオ。(小枝)

KBF-I 1024(朴崎沖)
ハガツオの頭部(KBF-I 1024)
PAGE TOP