ネジレクラゲ
Eudoxoides spiralis (Bigelow, 1911)
ねじれた体(泳鐘)をもつ管クラゲの仲間。体長は2~6 mm。泳鐘は紡錘形に近い五角錐形を呈し、表面の稜(りょう)が右側方向にねじれる。成長にするに従い、よりねじれが進行する。各稜は下半部に鋸歯状突起を備える。泳嚢(えいのう)は非常に大きい。体嚢は泳鐘の5分の1の長さ。日本沿岸に生息するが、正式な目撃例は少ない。かつてはMuggiaea spiralisとされてきたが、現在ではEudoxoidesとされている。(戸篠)