ヒシシリカヒゲムシ
Dictyocha fibula Ehrenberg
細胞内に珪酸質の骨格を持つ珪質鞭毛藻類。ひし形の骨格の角から棘が出る。
生活史の一部で骨格を持つ時期と骨格を持たない時期が存在する。骨格を持たない時期は黄褐色で粒状の球形をしている。この球形の時期は全く異なった形態をしていることからラフィド藻類の一種であると考えられ、Chattonella globosa と呼ばれていた。
写真1は、分裂途中のようでひし形の骨格が2つ見られた。球形の原形質に骨格があるのがわかる。
写真2は、ひし形の骨格がはっきりとわかる。
写真3と4は、球形のステージ。