タコクラゲ

タコクラゲ

Mastigias albipunctata Stiasny, 1920

 水玉模様が美しく、ポンポンと跳ねるように泳ぐことから人気が高いクラゲ。体内に褐虫藻と呼ばれる植物プランクトンを保有している。褐虫藻は光合成で得られたエネルギーをタコクラゲへ提供し、タコクラゲは褐虫藻が住む場所を提供している。褐色藻や色素の量や分布によって体色が茶色や青色、白色に変化する。関東以南の太平洋岸から琉球列島にかけて生息し、南日本では夏季によくみられる。水族館における展示生物として重宝される(戸篠)

高知県土佐清水産(2020年9月17日撮影)
褐色藻が少ない白色個体。
ブラックライトを当てた個体(傘の水玉や付属器が緑色に蛍光している)
エフィラ(口側)
エフィラ(側面)
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