シミコクラゲ Rathkea octopunctata (M. Sars, 1835) ドーム状の傘をもつ小さなクラゲ。傘径は5 mm程度。口の先端には口触手があり、その先端には球状の刺胞塊がある。口柄にクラゲ芽を作り、多数のクローン個体を作り出す。飼育下では、1個体のシミコクラゲが30個体程度まで増えたことがある。名前の「シミコ」の由来は不明であるが、クラゲ芽や触手瘤が茶色い染みに例えられたのかもしれない。(戸篠) 2024年7月18日 写真を変更 口柄上にクラゲ芽を出芽中 クラゲ芽を出芽していない個体 稚クラゲ(側面) 稚クラゲ(口側面) 稚クラゲ(傘側面)