ゴマフウセンクラゲモドキ

ゴマフウセンクラゲモドキ

Haeckelia bimaculata C. Carré & D. Carré, 1989

 楕円形のからだをもつクシクラゲ。体長は5 mmほど。フウセンクラゲモドキに似るが、櫛板列の左右と口腔内に赤い色素斑があることで区別できる。フウセンクラゲモドキと同様、ヒドロ虫を捕食し、刺胞を奪って自分の武器として使う盗刺胞を行うことがしられている。また、本種は櫛板の反射による発光、生物発光に加え、GFP(緑色蛍光タンパク質)の蛍光も確認されており、「光すぎる」クラゲといえる。(戸篠)

宿毛湾産(2016年12月16日撮影)
口側。赤い色素斑がみられる
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