キスジゲンロクダイ Coradion chrysozonus (Cuvier, 1831) タキゲンロクダイによく似るチョウチョウウオの仲間。キスジゲンロクダイは眼を通る最前部の横帯が、峡部まで伸びることが特徴。成魚でも背鰭に眼状斑がある。タキゲンロクダイと比べると全体にぼってりした体つきで、色もオレンジ色が強い。よくよく比べてみるとけっこう違う魚なのである。国内においては記録がほとんどなく、とても稀少な魚であるが、シンガポールでは浅場でたくさんみられた。(小枝) KBF-I 569(シンガポール)