カブトクラゲ
Bolinopsis mikado (Moser, 1907)
日本沿岸で最も普通にみられるクシクラゲの一つ。宿毛湾でも年中みられる。体長は5~10 cmほどと大きいので、野外では目視で発見しやすい。ややずんぐりとした体形で袖状突起を広げた姿が兜のようにみえることからこの名がある。飼育が比較的容易なので、水族館では展示生物として重宝される。属名のBolinopsisは「ニンフのような外観」を意味するが、優雅に漂う姿は確かに精霊のようで神秘的である。(戸篠)
日本沿岸で最も普通にみられるクシクラゲの一つ。宿毛湾でも年中みられる。体長は5~10 cmほどと大きいので、野外では目視で発見しやすい。ややずんぐりとした体形で袖状突起を広げた姿が兜のようにみえることからこの名がある。飼育が比較的容易なので、水族館では展示生物として重宝される。属名のBolinopsisは「ニンフのような外観」を意味するが、優雅に漂う姿は確かに精霊のようで神秘的である。(戸篠)