エンシキュリフェラ科の一種
Ensiculifera carinata Matsuoka, Kobayashi & Gains
細胞は幅よりも高さがかなり大きい。上殻は膨らみのある円錐形をしており、上端は短い前角となっている。下殻は三角形の上部を斜めに切り落としたような形で、右殻側がやや後方に張り出している。横溝は幅と同程度ずれている。細胞の下端には特徴的な棘がある。
Scrippsiella 属に似るが、第一横溝板から細長い棘が頂板1′ の内側に沿って頂端近くまで長く伸びていることで区別される。シストを形成することが知られている。